NEWS LETTER 2013 AUTUMN 1  - TopicsExpress



          

NEWS LETTER 2013 AUTUMN 1                    2013  9  1    西宮市深谷町のシマダデンタルクリニックから、ニューズレターをお送りします。 1、『一期一会』を大事に生きる  30代中盤を過ぎる頃から、大学研究の狭い視野しか持たない専門バカのような私どもに、さまざまな経営者方から一緒に遊ばないか?とお誘い頂き、少しずつ『大人学』を学ばせて頂く機会が増えるようになります。その中から「ある一人の師」との出会いをご紹介。  十年ほど前、入会間もない「宝塚ロータリー俱楽部」(現在は施設の子供への直接支援のため脱会)にて、最高齢の故永野忠さん(大正14年生まれ、旧制松山高校、京大卒、シベリア抑留経験者)から声を掛けられます。お会いするたびに、事前に用意されているチェックシートをちらちら見ながら、質問をされる姿が何やら滑稽です。「何でテストされているの?」と感じながら、、、  ある日「島田君、君は僕と似た様な匂いがする」と、ぽつりと語られます。『似た様な匂い?』言葉のインパクトに、意味をつかめない自分が居ます。それにしても、「似た様な匂い????とは『どのような』?」  後から振り返りますと“実に“2年間の関係でした。しかしながら私の人生の中で、もっとも濃密な人間形成?の期間と、考えております。  ある日「僕の横にしっかりと居て下さいね。僕の持っているモノを教えたい。学んで下さい。あなたになら、伝授できるから。」と、語られます。  毎週お会いするごとに、(私用の)学ぶべき事項を用意頂いています。一つ一つ階段を登るかのように、高い目線の論理的な「説明」と「実践」を織り交ぜた教授があります(頭の良い人は違う!)。「空飛ぶ絨毯にでも載っている」かのようなシチュエーションが所々に用意されており、その度ごとに、スーッと自然体で体に入って行く事を自覚できます。相当念入りに準備をされて、当たられていたのでしょう。いくつかの社交界に参加させて頂き、さまざまな名士に紹介されます。当時、御年八十数歳を越え、矍鑠となさっていた姿が今でも目に浮かびます。  ある日、「なぜ、『ご家族の方に』では無く、私どもにこれほどまでにして下さるのですか?」という質問をしますと、「家族にはもちろん試みた。自分の持っているモノを後世に継げる人に伝授したい」と告げられます。お元気なお姿ながら、ご家族から身辺整理を促されていることを何気なくお話しになります(ただ事では無い何かを感じ取ります)。『(誰にでも訪れる)死を強烈に意識した人間関係』が毎週お会いするごとに構築されます。  ご自身の葬式の用意も事前に済ませ、誰にも迷惑をかけないことも、車中で語られます(島田君もちゃんとやりなさいよ、と、教えて下さっているかのように)。その日は、突然やって参ります。武庫川俱楽部のお世話係の方から「島田さん、ご存知?」と。  昨日(8月21日)、拉致被害者の蓮池 薫氏の講演会を聴きました。永野氏の大阪俱楽部での特別講演会「シベリア抑留」の講演と重なりながら、本人でしか語れない内容、壮絶な経験の中から選び出された言葉と表現が谺(こだま)します。「命」を除くすべてを奪われた2名の方からのメッセージをどのように咀嚼して行ったら良いかは私どもに取っての大事な課題です。  生前「遺旨」のようなモノを語られることがあります。「君は、人との出会いがいっぱいあるように見受ける。是非、それを大阪俱楽部のために役立ててくれないか」、と。亡くなられて数ヶ月後に「渡部昇一さん(妻の友人のお父様)」の招聘が決まります(奥様にお知らせしますと、講演ビデオを取り寄せて仏壇の位牌と共に見て下さったそうです)。その半年後に「帯津良一さん(高校の大先輩)」を招聘できました。この秋には「子どもに夢を」に講演下さった「高橋忠義さん(元海自将官補)」が演者となります(下記参照)。今度は「『大人に夢を』だから、制服脱いだら多いに語って下さいよ。」に、「よっしゃ!」の答えです(ちなみにこの方、つい数年前まで、東シナ海(尖閣を含む)の警戒任務に当たっていた第五航空隊(主にP3C)の司令でした)。  さて、亡くなられて1年が経ち、たまたま、お子さんご家族とお会いする機会がありました。話ついでに「本当に同じ匂いがしますか?」と聞きますと、一瞬、間をおきつつ、お孫さんも含めてみなさん、一斉にこくりと頷いて「その通り」と。どんな匂いなんでしょう???   2、「アホちゃいまんねん、パーでんねん」をご紹介  移転後1年と数ヶ月が経ち、児童養護の施設の子供達への支援の輪を「神戸市、兵庫県管轄」から大幅に広げる事にしました。地域は「近畿」です。  兵庫県管轄の最西端の施設が播州赤穂にあります。地図を広げ、播州赤穂からこのオフィスまでの距離を、同心円で囲みますと、近畿圏内である「大阪市、大阪府、堺市、和歌山県、奈良県、京都市、京都府、滋賀県」がすっぽりと入ることに気づきます。  播州赤穂の人に声を掛けておいて、「何て、依怙贔屓しているのだろう」という発想が湧いて来ます。そこで、7月下旬に各管轄の施設長会議の議長施設宛にその由を送りました。  各施設を訪問しますと、施設長と面談後、子供と会話をすることが度々あります。施設長からボランティアの内容を紹介されると「僕もして欲しい、私もして欲しい」という声が上がります。これらのたくさんの声を聞いた後、帰ってから「何してんだろう、全部来たら数千人だぞ。まだまだ赤字が続いているのに!」と私どもの心の『閻魔大王』が囁きます(ちっちゃいな!アホ)。  さて、1年が経ち、職員の士気の高い施設は積極的に子供達を連れて来ます。これらの子供は、この1年で、当初懸念されていた問題を解決し、一般家庭の子供以上に、かみ合わせや歯並びが整って来ます。しかし、まったくのところは「本当にまったく、、」です。外から施設を見ていますと「(子供の希望とは裏腹に)大人達の意向が、すべてを支配しているかの」ようです。私どもがこれから15年もしくは20年間の臨床を継続させて頂いたとして、もう15分の一、もしくは20分の一が浪費してしまっています。  これらの活動を正のスパイラルに起こす為には、どんどん成功症例を作って、大人達にも「良い世界の存在」をお伝えして行く必要が有るようです。今度は、「数千人から数万人の単位へと拡大します」が、なぜか、今回は閻魔大王が囁きません。どうしてでしょう?パーだから? 3、特別診療(クリーニング)のお知らせ 9月 7日(土)午前10時(1名枠) 9月14日(土)午後4時(1名枠) 9月19日(木)午前9時半、午前11時半(2名枠) 9月22日(日)午前11時から(5名枠) 9月29日(日)午前10時、午前12時から(5名枠) 4、歯内歯周専門医の診療 毎週火曜、金曜の午後2時から午後7時までです。約一時間枠でお取りしています。現在、アポが2週間待ちの状態です。できるだけ痛くなる前にご相談下さい(結果的に治療期間、回数が減ります)。必ず事前にアポをお取り下さい。  5、大阪俱楽部「元海自将官補 高橋忠義氏」講演へのご招待           「子どもに夢を」でご講演頂いた高橋氏が大阪俱楽部で講演されます。お聞きになりたい方を1、2名ですがご招待します(高橋氏はこの8月に勇退が決まりました)。 日時 10月9日(水)午前12時半から1時間 場所 大阪俱楽部  スーツ着用(ネクタイ、革靴要)   注1、 当俱楽部は男性社交俱楽部のため、女性の方は入場できません。 (女性の方、申し訳有りません)。 注2、 なお、御招待者は当オフィスの患者さんに限らせて頂きます。 多数応募の場合、選考はオフィスに一任下さい。 6、活字の大きさを見直します!  何人かの患者さんより「字が小さくて見にくい」とのご指摘を頂きました。今後も、さまざまなご指導の程、宜しくお願い申し上げます。                        シマダデンタルクリニック
Posted on: Mon, 26 Aug 2013 04:52:31 +0000

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